昨夜の晩御飯はステーキでした。
ステーキを焼く役割は義母。
私が焼くのは気に入らないみたいだからです。
しかし、焼くのは義母でも、下ごしらえは私の役割です。
結婚した当初、義母はステーキの下ごしらえを私に指南しました。
・筋切りをして肉をよく叩くこと
・スライスしたにんにくを乗せて、塩コショウを振ってしばらく置くこと
私の実家では家でステーキを焼くことがなかったので、知識がなく、義母の言う通りにしてきました。
しかし、塩コショウを振るのは焼く直前
が正解だったことを数年してから知ったのです。
特に塩は、早めにまぶすと旨味成分である肉汁が外に出てきてしまうから。
その事を知ってからは、塩コショウは振らずに置いておきます。
いざ焼くときになって、
例の如く「筋切りして叩いた?塩コショウ振ってある?」
と、聞いてくるので
「塩コショウは焼く直前に振るんだよ。
肉汁が出てしまうから」
と、言うの何やらゴニョゴニョ言ってました。
このやりとりはもう既に何年にもなりますが、
『塩コショウを振って置いておく』という知識はどこで仕入れたのか、頑なに信じているようです。
そして、正しい知識を上書きしようという意識がありません。
困ったものです。