義母の絵画教室のお仲間は、殆どの人が70代から80代の高齢者。
様々な人がいて、話を聞いていてとても面白い。
昨日は、絵画教室を辞めてしまったKさんの話が出た。
辞めた理由は、会の係(会計)の引き継ぎで揉めたとか。
Kさんは、毎年リッチな海外旅行をしていた独身貴族。
クルーズ旅行の際には何着も洋服を誂えたりしていたそうだ。
ダンスパーティーのお相手もちゃんと用意して行ったとか。
そのKさんと一緒にクルーズ旅行したことのあるのが、同じ絵画教室のMさん。
クルーズ旅行中、やはりダンスパーティーがあり、Kさんはパートナーとダンスを楽しんだ。
Mさんはダンスは苦手で見ていただけだった。
そうしたら、なんとKさんはYさんに向かって
「どうして写真撮ってくれなかったのよ!」
と、後になって怒ったそうだ。
写真撮って欲しいなら、事前に言っておくべきで、Mさんは怒られる筋合いはない。
つまり、このKさんは面倒くさい
『察してちゃん』なのだ。
私、この手のタイプはホントに苦手。
自分のいいように察してくれないと拗ねたり、怒ったりするタイプ。
そもそも二人は親友でもなく、絵画教室仲間というだけなのに、そんなことで相手に怒ることに驚く。
結局、旅行はそれきり一緒には行くことはなくなったそうで、
Kさんは前任の会計者と揉めて辞めた。
Mさんは絵画教室の別の人と仲良く交流して、今も元気に通っている。
一方のKさんは、絵画教室を辞めても他のメンバーSさんに頻繁に電話をかけては愚痴を言っているらしい。
義母曰く、
「ああいう性格だから、友達がいないみたいで、しょっちゅうSさんに電話かけてくるらしいよ」とのこと。
自分の発言や行動の結果で、かえって生きづらくなっているような気がするな、
Kさんという人は。
人は高齢になっても、生きている限り人間関係で揉めたり悩んだりするものなんだなぁ。