なっきーの雨垂れ石を穿つブログ

アラ還お気楽主婦の日常

黄斑前膜(上膜)手術体験記① 網膜一部に剥離発覚

こんにちは!なっきーです

 

手術体験記を備忘録として書いておきます。

 

手術日(12月8日)の前日に入院。

担当医2人からそれぞれ手術の説明を受けて、同意書にサイン。

コロナ渦の手術の為、PCR検査を受ける。

薬剤師、栄養士からそれぞれの聞き取り(アレルギーについて)があった。

看護師さんから点眼を定期的にしてもらう。

 

手術時間は10時半。

 

手術当日。

7時半ごろ朝食を食べる。

体温と血圧を測る。

8時半頃から手術の為の点眼をしてもらう。

トイレを済まして、手術着(甚平のような上着)に着替え、点滴をして部屋のベットで待機。

順番が来たとのことで、不織布の帽子を被り、車椅子で移動。

ナースステーションに寄って、名前、生年月日、どちらの目の手術が確認。

看護師さんに「頑張って!」と背中をさすって応援される(凄く嬉しかった)

 

病棟から手術棟へ移動。

手術室に入る前に専用の履き物に替える。

自分の名前がある手術室に入室。

 

こ、ここが手術室!

 

歯科医院の診察台のような椅子がこっち向きにあった。

病室を出るときから緊張し、心臓がドキドキしていたのだが、

ドキドキがバクバクになっていた。

 

手術台に座ると、心電図と血圧計を付けられた。

ピコンピコンと心拍の音が鳴り響く。

自分の心拍の速さに益々バクバクする。

頭の位置が決まったら、瞼の周りを濡れたガーゼのような物で拭かれた。

それから、瞼がぱちぱちしないように固定するテープらしきものをベターっと四方に貼られた。

右眼だけ出した状態で、上からシートを被せられると、ジャバジャバと消毒液をかけられ、点眼麻酔液(だと思う)もたっぷり入れられた。

 

最初は白内障の手術で、濁った水晶体を取り除き眼内レンズを入れる。

楕円形の明るい光が3つ、三角状に並んで見える。

その周りは紫色やピンク色の光が混ざったり揺れたりしていた。

その間、変な感覚の痛みが一瞬あったり、引っ張られるような押されるような感覚があった。

白内障の手術は時間的にそろそろ終わるのかな?

と、思っていたら、

「麻酔しますね」の声に身構えた。 

いよいよ黄斑前膜の方の手術に入るらしかった。

f:id:larosebleuemam:20211221113746p:image

 

一回目の注射は少しの痛みを感じたが、その後は押される程度にしか感じなかった。

そのうち、左下の方に黒い管みたいなものが現れて、ゆらゆらした液みたいなのを吸い取っている。

担当医から「機械をキョロキョロ追わないでね」と言われていたのでぼーっと遠くを見るように心がけていた。

担当医二人が何やら会話するが、専門用語なので分からない。

しかし、「レーザー」とか「ガス」の単語が聞き取れたので、

これは術後、食事とトイレ以外、うつ伏せ姿勢になるー

絶望的な気分になった。

 

「レーザー」や「ガス」をしている間は薄暗く、特に何も見えなかった。

しばらくすると処置が終わったようだった。

瞼を固定するテープをベリベリーっと剥がされ、ガーゼと金型の大きな眼帯を顔にテープで貼られ、手術台から降りる。

 

 

手術時間は40分くらいだった。

やれやれほっとして、迎えに来てくれた担当看護師さんに車椅子を押してもらって病室に帰った。

ベットで血圧を計る。

どうやら手術中、血圧が190まで上がったようで、降圧剤の点滴をしたとのこと。

140くらいまで下がっていたので、点滴は抜いてもらえた。

しかし、食事とトイレ以外は右下横向き姿勢でいなくてはいけない。

手術当時はデイルームにいくことも禁止。

12時になって昼食が来たので食べていたら、担当医G先生が早速様子を見に来てくれた。

術後の目の痛みは特にない。

時々チクチクとしたり、たまにズキンとした痛みがある程度。

これなら鎮痛剤は飲まずにすみそう。

 

とにかく手術は終わった。

あとはひたすら右下横向きの姿勢でいること。

 

【手術の感想】

目の手術なんて恐怖しかなかった。

どのくらい痛いのだろうとか色々不安ばかりだった。

結局、手術中の痛みはイタタターと持続する痛みではなく、

変に押されるとか引っ張られて痛いような妙な感覚だった。

しかし、結局一番痛かったのは、瞼の周りやそれを固定するテープをベリベリーっと剥がされたことだった笑

 

体験記②に続く

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 主婦日記ブログ 50代主婦へ
にほんブログ村