こんにちは！なっきーです
讃岐かがり手まりは、木綿糸を草木により染色して使い、かがり技法(からげる、基準糸にひっかける事)で作る手まりです。
草木染めならではの、落ち着いた温かみのある風合いが特徴です。
もみ殻を芯材として木綿糸を巻きつけた土台まりに、手染した色とりどりの木綿糸を使って模様を生み出すかがり技法で作られています。
この「三菱」は、三つの菱を組み合わせた模様です。
「菱」模様は、幾何学模様の伝統的な図案で、語源は水草の「ヒシ」の実に形状が似ていることからそう呼ばれたとされ、家紋としても古くから平安時代より使用されてきました。
三菱かがりは、さまざまな模様をかがる際の組み合わせにも用いられる大切な基本模様です。
幾何学模様をかがる時、特に土台まりが真球に作ってないと形がいびつになります。
この頃には、土台まりは自分で作っていたので、いいかげんにまりを作ると結局、出来が悪くなってしまいます。
何事も基礎を疎かにしたらいけないということですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
