娘が帰省した際、愛知に戻る時に車中で読む本を貸して欲しいというので、
貸したことがあります。
そして、次の帰省の時にきちんと返してくれました。
貸したことを忘れていたのですが、ちゃんと返してくれたので感心したと同時に、
昔、本を貸して戻ってこなかったことを思い出してしまいました。
本を貸してと言ったのは、義母です。
義母の友人が、数日間入院することになり、お見舞に行くので本を貸してと言ってきたのです。
正直、貸すのはイヤでした。
何を貸したらいいか選ぶのも困ったし、お気に入りの本は絶対貸したくなかったし、悩んだ末、渋々テキトーな本を貸したのです。
その時、「この本はきっと戻ってこないな」と予感しました。
案の定、その感は当たりました。
今の私なら、
「病院の売店で雑誌でも買ってあげたら?」と、でも言いますが、
当時の私は知恵が回らなかったというか、未熟だったのだなぁと思い返すのです。
そもそも、なんで義母の友人に私の本を貸さなきゃいけなかったのか?
今頃になってモヤモヤしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。