春のお彼岸はとっくに過ぎてしまったけれど、実家のお墓参りに行かないとと考えていました。
息子が寮に戻る日に、途中まで同行しようか、
それとも娘が仕事の休みの日に合わせようか、迷っていました。
前回のお墓参りは、娘に同行してその次の日に行ったのですが、
酷い雨降りの日で、傘をさしながら花を変えたりと大変でした。
そんな雨降りの日にわざわざ行くので、乗ったタクシーの運転手さんに、
「今日は月命日ですか?」
と、聞かれてしまいました。
やはり雨が降りそうな日は避けようと思い、週間天気予報を見ていると、
30日はなんとか雨ではなさそうです。
息子に、「名古屋まで同行してお墓参りに行こうと考えてるんだけど」
と告げると、
「どうせ暇だし、俺も行こうかな」
と、言うではありませんか。
「名古屋なんてしばらく行ってないよ」
と、言われハッと気がつきました。
私の実家があった時は、春と夏の休みには必ず行っていたけれど、
一人暮らしになった母をこちらに呼び寄せてからは、私一人で用事に行ってたので、かれこれ8年程、息子は名古屋に行ってないことになります。
父母の法事やお墓参りは、私が行けば事足りると勝手に考えていましたが、
息子は彼なりの想いがあったのだと気づかされました。
この点はしっかり反省しなくてはいけません。
息子と二人だけで実家のお墓参りなんて、最初で最後になるでしょう。
亡き父母はきっと喜んでくれるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。