こんにちは!なっきーです
この夏、猛暑と少雨のせいで、庭の『リュウノヒゲ』が枯れました。
こんなことは初めてです。
しかし、この枯れたリュウノヒゲの場所に何か分からない草のようなものが生えてきました。
一体、何だろうと放置してあったのですが、花が咲きました。
葉では分からなかったのですが、花が咲いて百日紅だと判明しました。
隣りの空き家にある百日紅の種が飛んできて、根付いたのです。
わずか10cm程の樹高でも咲くとは驚きです。
隣りの空き家は、1年以上庭の手入れをしていません。
境界の塀を超えて草や木が生えて迷惑しています。
植物に罪はないです。
花が終わったら、小さな鉢に植え替えて育ててみようと思います。
追記
どうしてこの漢字なのか調べてみました。
『百日紅』には隠された悲しい恋の物語が関係しているようです。
『百日紅』は、「ひゃくじつこう」とも読みます。
朝鮮半島のある村では昔、龍神への生贄として若い娘が捧げられていたのです。
ある時、その国の王子が村を通りかかりました。
娘が生贄にされそうな姿を見た王子は、龍神と戦うことを決意します。
王子は勇猛果敢に挑み、龍神を討ち取りました。
娘を救い出すと、二人の胸の内には恋心が芽生えました。
しかし、王子はひとまず村を去らなければなりません。
「百日後には必ず戻る」と、言い置いて王子は旅立って行きました。
ところが、約束の日、村に戻った王子でしたが娘は亡くなっていたのです。
王子はとても嘆き悲しみました。
やがて、娘の墓がある場所から1本の木が生え、花を咲かせました。
その花は、愛しき人を今か今かと待つように、百日間咲き続けたということです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。