なっきーの雨垂れ石を穿つブログ

アラ還お気楽主婦の日常

瀬戸内国際芸術祭2022 女木島編

男木島から女木島はフェリーで約20分。

女木島の滞在時間は1時間半くらいしかないので(フェリー最終便が17時)

さくさく周ります。


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木村祟人

カモメの駐車場

防波堤に鳥が並んで止まってると思いきや、カモメの風見鶏でした。


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禿鷹墳上

20世紀の回想

青銅製のグランドピアノと、4本の帆によるサウンドインスタレーション

ピアノから流れる音楽が、目の前に広がる海の波の音と呼応しながら旋律を奏でる。

 


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≪女木島名店街≫

原倫太郎+原游「ピンポン・シー 」


海の家が卓球場に変身。

かつて民宿だった建物のピロティに、海の家のテーマパークがオープン。

誰でも自由に卓球ができます(ラケット貸出一人100円)


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夫vs私

卓球台が木琴のようになっていて、ボールが跳ねるとかわいい音がします。

しかし、へっぽこ二人でするとラリーが続きません。

 

みんなでプレイできる巨大卓球台やオリジナル卓球台もありました。

 

 


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≪女木島名店街≫

健太郎「ガラス漁具店」

ガラス造形作家であり、漁師でもある作家は、ガラスの漁具を大量に製造。お店の天井から無数の釣り針や漁具をぶら下げ、販売する。現在、漁具でシャンデリアをつくることを構想中。会期中には、漁具作りのワークショップを行うことを計画している。

 

 


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≪女木島名店街≫

レアンドロ・エルリッヒ「ランドリー」

ランドリーの中は映像の衣類がぐるぐる回っています。

反対側にもコインランドリーあって、そっちは普通に使用できます。

 

 


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≪女木島名店街≫ 

ティンカー・ベルズ ファクトリー
中里繪魯洲

不思議を信じる心を育む妖精の金物修繕屋
ティンカー・ベルは「ピーターパン」に登場する美しい妖精。

tinkerには鋳掛屋、金物修理屋、下手な職人、いたずらっ子などの意味がある。

ここは金物修繕を営む妖精の仕事場。鍋釡の修理も承ります。

 

 


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≪女木島名店街≫

岩沢兄弟「鬼ヶ島ピカピカセンター」

島の内外から集めた不要品をどんどん照明器具にしていくピカピカセンター。

 


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≪女木島名店街≫

五所純子「リサイクルショップ複製遺跡」

 

人が物を通して交流し、物に宿るストーリーが交差する場所


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島の内外から集まった物品を、一部はその来歴を聞き書きしたテキストとともに漆喰壁に埋め込み、展示販売。


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売れたものは壁から剥がされ、その痕跡を残していく。人の身体的な接触が制限される時代における交流の試み。

残された痕跡がアートになるという発想力が素晴らしいです。

 


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女根 / めこん
大竹伸朗

島で育った大きな椰子の周りに、タイルのモザイクやワニのオブジェ、船材などを配置。休校中の小学校と植物、作品が響き合う。

 

 

 

ISLAND THEATRE MEGI 「女木島名画座
依田洋一朗

劇場内をペインティング、ロビーにはブロマイドも。

古い倉庫を活用し、シアター仕立ての絵画と映像によるインスタレーションを発表。

マンハッタンの懐かしい劇場の記憶を凝縮する。

ミニシアターでは、チャップリンの映画を上映していました。

 

 

 

 

 

不在の存在
レアンドロ・エルリッヒ

客同士が出会い共有できる空間を創出

改装した空家に作品2点を設置。不在の可視化がテーマの体験型作品レストランと図書室を併設。

 

廊下を四方に囲むように枯山水風の庭があります。

しばらく眺めていると、ザクッザクッと透明人間?が歩くように足跡が付いて行きます。これを『不在の可視化』というのでしょう。

別の部屋に入ると、


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奥にも同じ部屋がありました。

奥の部屋はかなりの傾斜になっています。

子供の頃、遊園地にあったマジックルームみたいです。

 

ギャラリーの見学時間が16時30分なので、ここまでしか周れませんでした。

女木島は高松港からフェリーで20分なので、再び訪れたいと思います。

 

今までは「現代アートってよくわからん」と、敬遠しがちでしたが、

要は難しく構えずに、面白く楽しがったら良いのだと実感しました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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