今週のお題「寿司」
子どもの頃、母の作るちらし寿司が正直苦手でした。
何も混ぜてない酢飯の上に、錦糸卵、千切りの椎茸を甘辛く煮たもの、ちくわの輪切りが具でした。
酢飯がやたら甘く、具も三種類だけ。
今のように外食する機会もほとんどなく、ましてや寿司を外で食べることは皆無でした。
なので、母の作るちらし寿司しか知らなかったので、こんなものかと渋々食べていました。
しかし、いとこの家でお泊まりをした時に叔母が作ってくれたちらし寿司に驚きました。
酢飯にちりめんじゃこが混ぜてあり、具もとりどり沢山ありました。
その上、食器がとてもオシャレ(筒状の小ぶりな陶器)だったのです。
なんとなく薄々、母は料理が苦手なのではと思っていたのですが、その時はっきりと分かった気がしました。
母なりに作ってくれたとは思うのですが、美味しくなかった。
でも、子ども心に悪いと思って言えなかった。
今のように『ちらし寿司の素』がなかったので、仕方なかったのでしょう。
方やとびきり美味しかった富山の回転寿司の話。
娘がアンサンブルコンクールに出場が決まった年、家族揃って富山へ行きました。
お店の名前は忘れてしまったけれど、訪れた回転寿司店ののどぐろの握り寿司が美味しくて感動!
さすが北陸!
いつかまた食べに訪れたいです。