こんにちは!なっきーです
本の内容より、『あとがき』の方が心に残って、時折読みたくなる本が『夏の庭』
あらすじ
町外れに暮らすひとりの老人をぼくらは「観察」し始めた。生ける屍のような老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために。
夏休みを迎え、ぼくらの好奇心は日ごと高まるけれど、不思議と老人は元気になっていくようだ――。いつしか少年たちの「観察」は、老人との深い交流へと姿を変え始めていたのだが……。喪われゆくものと、決して失われぬものとに触れた少年たちを描く清新な物語。
この文庫本をいつどこで買ったのか記憶が定かではないのですが、児童文学作品で、この文庫本の発行が平成19年なので、娘に読ませる為に買ったか、娘の本だったかもしれません。
『あとがき』によると、
同じ様なハゲ型をしている人を見て、忘れていた(忘れようとしていた)おじいさんとの思い出が次々蘇ってきた。
著者とおじいさんのエピソードを読むと、無性に羨ましくなる。
私には、祖父との思い出というものが殆どない。
父方の祖父は、私が生まれる前に他界し、
母方の祖父は物心がついた時には寝たきりでした。
病名を詳しく聞くことはなかったので、憶測だけど、四肢と言葉を発するのが不自由だったので、脳梗塞などの後遺症だったかもしれません。
気丈な祖母が自宅で介護していました。
祖父が寝ていた傍に琴が置いてあって、私が弦を弾いてみせると、祖父が嬉しそうに言葉にならない声で喜んでくれました。
もし、祖父が健康な身体だったら、どんな言葉で話しかけてくれたんだろう。
手を繋いで、散歩してくれたかもしれない。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
