こんにちは!なっきーです
YouTube動画で2週間限定配信中
配信期間:8月16日(金)20:00~8月30日(金)19:59
昔、レンタルショップで借りて観て、テレビ放送された時も観ています。
あらすじ
離婚調停中の松原淑美(黒木瞳)は、娘、郁子と二人で暮らす物件を探していた。
古いマンションに引越してきた直後、天井から雨漏りがしたり、水道の蛇口から髪らしき物が流れてきたりと困惑していた。
職探し、娘の幼稚園転園と慌ただしい日々。
ある時、娘の通う幼稚園では女の子が行方不明になっていることを知る。
ネタバレありの感想
天井から滴り落ちる水、どしゃ降りの雨、給水塔から漏れ出す水、溢れる泥水の風呂など、ジメッとした水の臭いが映像から伝わってくる。
不審者なのか、それもと得体の知れない何かなのか、娘を連れていかれる恐怖。
淑美(黒木瞳)は子どもの頃、いつまで経っても迎えに来てくれない母の悲しい記憶があり、また、行方不明の少女美津子も同じような境遇だった。
その切ない想いが二人をリンクさせたのか…
終盤、美津子が淑美を連れて行ってから10年後(たぶん行方不明者にされてる)、
娘の郁子が、母と暮らしていた部屋を訪れると母が居た。
我が子の傍にいてやれない切なさと、自分を犠牲にしても守り抜いた母の愛情を感じた。
淑美が娘を慌てふためいて探すシーンが何度もあり、
我が子が突然、いなくなること。
これ以上の恐怖ってない。
うちの息子、2、3歳の頃はとにかくチョロチョロ動き回ってた。
買い物に連れて行って、ほんの一瞬目を離した隙にいない!
慌てて売り場を探し回ることしょっちゅう。
「息子がいない!」って慌てふためいてる夢を何度見たことか。
劇中で、行方不明になってる女の子の張り紙を見て、ふと思い出したのは、
昔、たけのこ狩りに家族で来ていた5歳の女の子が行方不明になった事件。
当時は商業施設のエレベーターの中にまで張り紙があって、それが年月を経つごとに劣化して、それを見る度に切なくなった。
そして、いつの間にか貼り紙も外されて…
毎年、行方不明になった季節にはニュースや街頭でビラを配った活動はされているようです。
我が子が突然いなくなるほどの恐怖はない。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。