こんにちは!なっきーです
讃岐かがり手まりは、木綿糸を草木により染色して使い、かがり技法(からげる、基準糸にひっかける事)で作る手まりです。
草木染めならではの、落ち着いた温かみのある風合いが特徴です。
もみ殻を芯材として木綿糸を巻きつけた土台まりに、手染した色とりどりの木綿糸を使って模様を生み出すかがり技法で作られています。
この「薔薇かがり」は、手まりの中に6面ある四角形の中に一つずつ薔薇の花をかがります。
薔薇の花は四角を2周ずらして組み合わせることで、繊細さを表現します。
単調ともいえる四角という形を重ねることで、直線だったフォルムが華やかな花としての表現につながる不思議でおもしろい模様です。
6面に薔薇かがりをして、三角形の8個の空間に、三羽根亀甲をかがりました。
家に咲いている『ガブリエル』をイメージに、シックな紫色で仕上げてみました。
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