こんにちは!なっきーです
以前ブログに、老後は名古屋市に住みたいと書きました。
65歳以上の市民が対象となっている『敬老パス』
所得に応じてですが、年間最大5000円を支払えば市バスと地下鉄が1年間乗り放題になります。
これまでは市バスや地下鉄でしか使えない点が残念に思ってましたが、
2月からは名古屋市内を走る名鉄やJR、近鉄の各路線と名鉄バス、三重交通バスでも使えるようになります。
すごく便利になると思います。
ただし、敬老パスは利用範囲が拡大される一方、利用回数は1年間に730回までに制限され、上限を超えると使えなくなってしまいます。
乗り換えでもカウントされます。
では、どのくらいの利用状況かというと
敬老パスの利用状況(2019年度名古屋市調べ)
94%が730回以下。
今までの利用状況では、殆どの人には影響はなさそうですが、JR、名鉄、近鉄も利用範囲が広がると回数は多くなるでしょう。
この730回という数字、どのようにして割り出されのか。
今回、回数制限を導入した理由について、名古屋市の担当者によると、
「敬老パスの事業費には145億円という暫定上限額が決まっています。この暫定上限額の範囲の中で、利用範囲が拡大してなお制度を安定的に運営していけて何回使えるか、算出させていただいて730回という回数を算出致しました。」(名古屋市 高齢福祉課 玉井良司主幹)
市は一部の利用者に不便をかけるとしながらも、新しい敬老パス制度への理解を求めています。
「高齢者の皆様は、去年何回使ったか分からないというところから不安を感じていらっしゃると思います。皆様には730回の半分、365回の時点と、利用が630回を超えた時点でしっかりお知らせさせていただきますので、より多くの方にご利用いただきたいと思っております」(名古屋市 高齢福祉課 玉井良司主幹)
河村市長は、敬老パスの回数制限について、2021年4月の市長選で「緩和策」を掲げていました。
「市バスと地下鉄を乗り継いだ場合は、1回としてカウントすることで利用回数を少なくできる」と訴えていましたが、結局反映されませんでした。
この点について、河村市長は24日の会見で次のように語りました。
Q.新制度が2月からスタートしますが、様子を見ながら市長の公約を盛り込む?
「やると言っていますから、やらせます。やりますが、何人がどのくらい利用するか、ちゃんと分からないと予算が立てられないと言っていた。145憶円という縛りがあるから」
金メダルをかじって大炎上してもなお、市長選で勝ち続けた河村さん。
公約はちゃんとしてくださいねwww
回数制限されても、名古屋市の『敬老パス』は魅力的です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。