なっきーの雨垂れ石を穿つブログ

アラ還お気楽主婦の日常

空き家だった実家を解体売却した話 その2

母が他界したのが2017年5月。

葬儀、四十九日、納骨、初盆とバタバタしながらも、相続の手続きも行っていました。

相続の手続きについては、父の時に母に代わってやった経験があるので、その煩雑さは知っていました。

 

 空き家の管理は引き続きしてもらいながら、管理会社には解体して売却することを伝えたので、費用の見積もりと土地を買ってくれる方を探してほしいと依頼しました。

 

 

しばらくして連絡があり、某ハウスメーカーが極小住宅を建てる土地として買いたいと見積もりを出してきたというので、それを見せてもらいましたが、希望した売却価格ではなかったのでお断りすることに。

 

またしばらくすると、今度は別のハウスメーカーの個人のお客さんが、丁度このあたりで土地を探していて、売却価格にも納得してくれているという話でした。

大企業にお勤めの30代の若夫婦で、奥さんはまもなく初めてのお子さんが生まれるという話も聞きました。

 

たぶん後にも先にもこれ以上の良い条件はないだろうし、これもご縁だと思って売却を決めました。

 

実家は、父が生前に不要な物をかなり捨てていましたが、私も帰省の都度、片付けていました。

一番悩ましかったのがお仏壇。

むやみに捨てるわけにいかないので、檀家のお寺に連絡、ご住職に供養をお願いし(お布施代5,000円)、仏壇屋に引き取ってもらいました(仏壇処分費30,000円

 

そして、解体工事の見積書がこれです。

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 税込み1,890,000円

 

しかし、解体作業を行ったら、なんと井戸があったことが判明!

 

私が物心ついた頃は井戸なんて使っていなかったので、それは驚きました。

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即、解体業者からメールがきました。

相談し、お祓いをしていただくことになりました。

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この件での費用、井戸撤去埋め戻し64,800円(税込) 井戸お祓い一式37,800円 

合計102,600円

   ↑

正直、これは想定外の費用でした(泣)

 

そして、これは想定外というか、私が素人で知らなかったことでしたが、土地を売却時に測量をするということでした。

これは義務ではないようですが、殆どの取引の際に行われているそうです。

土地測量費(建物減失登記費用を含む)443,300円(税込)

 

お仏壇の処分を手配し、解体業者が室内物品処分と解体、想定外の井戸撤去埋め戻し&お祓い。

 

つまり、更地状態にするまでに、2,027,600円

土地を売却しないならここまでの費用で済みますが、

売却するので、2,470,900円かかったのでした。

 

私の場合、早く買い手があったので幸いでしたが、アクセスの悪い土地だと売りたくても買い手がつかないという話も聞きます。

そうなると、更地にすれば固定資産税が上がるので空き家を放置することになるのでしょう。

しかし、空き家の隣に住む身としては、防犯の面で心配なことも多いです。

空き家管理を依頼するとか、是非、対策をとってほしいのです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

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